1/12 うる星やつら チェリー「水着ドロボー」
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あとがき
初めてミリタリー以外のフィギュアを作ったのは１７才の冬。それもいきなりキャラクター物のスクラッチにトライし、出来が散々なのは言うまでもなく、
パテが何日待っても固まらないわ、落とすと折れるわ、失敗の連続でした。
『うまく出来ないのは、何かが間違っているからだ！』
を肝に銘じ、それから４年余りの試行錯誤の末、あいまいな芸術的・感性的見地を排し、
『フィギュアはノギスで作る物』
というエンジニア的発想で独自の工法を確立し、
作品内容も自己満足できるレベルにまでなりました。
好き嫌いは別にして、『この太さ、脚の短さはどうだ！』的作風は、
他に類を見ないものでしょう。（いや、単に原画に忠実に作ったつもりなんだけど・・）
『人形は顔が命』は当然の事、
『顔の次は手が物を言う』
『薄いものは薄く』
『塗りでごまかす前に形で勝負せよ！』的ポリシーを貫いた結果、
『これがディティールや！』
（サイズ１／２、厚さ１／５）
と胸を張って言いたい所ですが、１／３５甲冑フィギュアとは張り合いたくないかも。
完成作品はフルスクラッチ作品だけで３０作品以上。（キットは２つだけ＆ガレキは皆無）
１体作るのに黙々と作業を続けること学生時間で約１ヶ月。
こんなもんに入れ込んで青春をすり潰していたんだな・・・・と溜め息を付くことも。
入れ込む物は変わっても、基本的な状況は今もあんまりかわらなかったりしますが・・。
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