世界大恐慌

●金融危機がようやく収拾に向かい、景気が徐々に上向きになっているというのに、国家予算 の３割を国債で賄っている国がある。
●その借金は、地方債を合わせて国民一人あたり５００万円を超え、返済可能限度額を超えて いる。これは国家の破産である。
●この状態をしばし放置すれば、この国の国債は終戦直後の軍票同様に紙切れ同然となり、 金融・証券・損保は壊滅的打撃を受け、それが世界恐慌への引き金となるであろう。
●９９年度の国債入札倍率は約２倍であったが、この倍率は減りこそすれ増えることはない。 これが１倍を切る時、国債は軍票(紙切れ)と化すだろう。我が身を守るならば、軍票は今のうち に処分すべきだろう。

この危機を回避するためには、国債を国民一人一人に直接負担させるしかない。この時点で この国の国際的信用は失われるが、回復に２０年はかからないはずだ。