「八王子城1000人隊」

『八王子城1000人隊』隊士募集中！(2016.05.19更新)

　八王子城1000人隊（プロジェクト）では、『八王子城の作業ボランティア登録1000人』＆『１日の平均登城者1000人』を目指している。

　2006年9月現在のメンバー（メール連絡が取れる状態）は、僅かに５名。そのうち、現地で活動出来るのは、私を含めて２～３名に過ぎない。
　既に５年以上活動しているが、実働部隊が５人を越えた事は無いので、1000人になるのは100年かけても無理かも知れない。そろそろ「３人隊」とでも改名した方が良いだろうか。

　八王子城には、色んな世代が、色んな目的で、色んなスタイルで訪れ、楽しんでいる。私のように測量してまでマップを作る人間は稀だが(笑)、ガイドボランティアをされたり、ルートを手入れしたり、遺構のヤブを刈り込んだり、落ち葉を掃除したりと、ポジティブな係わりを持つ人々も多く、そのような方々を効率良く活動出来るように結び付け、活動の輪を広げて行くことが、荒れ放題のこの巨大な山城を山城として残すためには必要である。その点では行政の目指す所も同じ・・はずなのだが。
　八王子城1000人隊（プロジェクト）では、八王子城好きの趣味の情報交換のみならず、八王子城の管理主体である八王子市教育委員会を含め、各種団体を交えた幅広い情報交換の場を目指しているが、現状では行政側と連携を取れるような状況には程遠く、遺構保全のための「市民との協働」や「林野庁との協議」（国指定史跡八王子城跡保存管理計画125ページ）といった市が自ら計画している事をなぜ全くやろうとしないのかを、我々が逆に追求している程のお粗末さである。詳細は、八王子城の今後を参照。

　このような行政の怠慢に立ち向かうためには、市民や各種関連団体が連携して動く事が必須であり、そのための情報の共有と組織の強化をしなければならない。楽しい事だけをやっていては前に進まない、非常に面倒くさい話なのである。時には行政と正面からぶつかり合い、嫌な思いもする。人が集まらないのは当然と言えるかも知れない。
　現地に足を運べる人を中心に、是非とも八王子城1000人隊に加わって戴きたい。遺構の調査や地図の制作だけなら私一人でも出来るが、行政を動かすような保護活動は、八王子市長でもない限り、一人の力ではどうしようもない。

　なお、八王子城1000人隊の活動方針の詳細については、八王子城精密ルートマップの付録解説をご確認願う。一部に合法でない活動（行政は黙認）も含まれるため、基本的に公務員の身分での参加は出来ない。

現在のメンバー数(2016.09.14時点)：　６人
　（うち、オブザーバーレベル３～４人。平均年齢約５５歳。男女比５：１）